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2011年 安全衛生研修会 浜岡原子力発電所
2011-06-27 Mon 11:55
2011年6月24日(金)、スズキ労連 安全衛生研修会を開催しました。
東日本大震災で福島第一原子力発電所の事故を受け、原発についての知識向上とスズキ労連がある静岡県の原発ではどのような地震対策を行っているのかを確認するために「浜岡原子力発電所」へ行きました。
 研修は、まず浜岡原子力館にて概要説明を受け、その後に浜岡原発5号機を見学させていただく内容です。

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浜岡原子力館に入ると、研修室で原子力発電の概要と浜岡原発の地震対策(耐震・津波)につて説明をいただきました。

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その後、原子炉の実物大模型で発電に至る過程を学びました。

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地上62mの展望台より、これから行く5号機を確認。うす茶色の建物が原発、写真では見づらいが手前右側に1号機・2号機があり、一番奥のうっすらと屋上部分がみえるのが5号機。
いよいよ、バスに乗り込み原子力発電所へ出発です。

NYテロ以来、警備が厳重になり原子力施設入口ゲートより写真撮影は禁止。手ぶらの状態で敷地内へ入ります。
事前登録制なので、入場前に一人ひとり名前を呼ばれて入場許可証をもらいます。そして、金属探知ゲートを通過して中へ、再びバスに乗車して5号機に向かいます。道中では、津波が敷地内に進入した場合に備えて設置された、建屋出入り口の防護防水扉を見ることが出来ました。
 5号機に到着、まずはエレベーターに乗って4階へ。冷却に使用する海水の取水塔・放水口の様子を見学しました。見学通路の直ぐそばには、非常用ディーゼル発電機3機があり、傍目には津波でここまで海水が来るのだろうかと思ってしまうぐらいの高さに設置されています。
 続いて、中央制御室へ。5号機は視覚で運転状況がリアルタイムに確認できるよう、目で見る管理が徹底されていました。また、作業員が長時間勤務しているので人間工学的にも疲れにくい部屋(アーチ状の天井・間接照明・壁紙など)となっていて、グッドデザイン賞も受賞されていました。
制御モニターを見ると、5号機は現在停止中のため出力は0(MW)、炉心の温度は38度くらいで冷温停止状態であることが確認できました。
 いよいよ、原子炉建屋内へ入ります。扉を開けると小部屋があります。ここは気密室といって、万が一建屋内で放射能物質が漏れた場合に、外へ出ないように建屋内の気圧を外部より低く設定してあります。そのために、この部屋が必要で、建屋内の空気と外の空気が直接触れ合わない構造となっています。見学部屋では、原子炉の上部蓋と使用済み燃料貯蔵プールを見ることができます。使用済み燃料を燃料貯蔵プールに移す方法の説明をしていただきました。NYテロ以前は原子炉上蓋まで行って、写真も撮ることが出来たそうです。
 続いて、タービン建屋内を見学してから最後に津波対策で防波堤設置を計画している砂丘へいきました。砂丘の海面からの高さは10~15m位で、その背後に海面からの高さ12m以上(敷地標高は8mなので4m以上の壁になります)の防波堤がここ2,3年のうちに建設されるとのこと。
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最後に、参加者全員で記念撮影。今回、ご協力をいただいた中部電力労組の皆様ありがとうございました。

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1,2号機は廃炉が決定していて、今後30年かけて解体されるとのこと。
3号機は定期点検中
4,5号機は政府の要請で運転を停止、現在は冷温停止状態。


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